PMSに効くラジオVol.53 〜ニュースは麻薬!?共感疲労とは〜
毎週土曜日更新「PMSに効くラジオ」
私たちはテレビやSNSから流れるニュースから情報を得ています。
そして人々の関心が大きいニュースほど、もっと知りたい、早く知りたいと、さらにニュースを求める傾向があります。
これは、脳の中の「報酬系」であるドーパミンが関係しています。
ニュースを知れば知るほど、もっとたくさんの情報をより早く知りたいという欲求が高まり、これはまるで麻薬中毒のような状態にまでなってしまいます。
脳機能が影響しているため、自分たちの意志だけではコントロールできなくなっている状態です。
最近では特に、不安なニュース、痛ましいニュース、未来が不安なニュースが多く、情報を得た後には、感情が処理できずに心が疲れ切ってしまう「共感疲労」を起こしやすいのも特徴です。
このように、情報過多の状態から精神的に疲弊し、自分自身の生活までにも影響を及ぼし、日常生活に支障をきたしてしまうことも多くみられます。
感情が豊かで繊細な人、感性が鋭い人、HSP傾向がある人は、人一倍ニュースやSNSの情報に心が疲れる傾向があります。
そして女性の場合、PMSやPMDDなどの月経前の精神症状として噴出することにもつながります。
その場合は、どうかニュースやSNSから離れて下さい。
被災地や戦地に思いを寄せることはとても大切なことです。
でも、自分自身が揺らいでしまって、健康や日常生活を損ねてしまうのは、誰のためにもなりません。
幸せでいること、健康でいることを享受しながら、自分にできることを探していけるといいですね。
続きはラジオで
PMSに効くラジオVol.53 〜ニュースは麻薬!?共感疲労とは〜
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