隣の笑顔の女性も生理かも
歯科衛生士、看護師、助産師、医師
専業主婦、ウェイトレス、栄養士、介護士
ヨガインストラクター、占い師、タレント
セラピスト、ドライバー、保育士、教師
デザイナー、ホステス、風俗嬢、プログラマー
これ、何のリストかわかりますでしょうか。
これはこれまでにPMDDカウンセリングを受けてくださった方々の職業です。
上記の職業以外の方も、たくさんおられます。
アメリカ、カナダ、イギリス、タイ、オーストラリア、ドイツ・・・
海外に住む女性も、PMDDカウンセリングを受けてくださっています。
いつも思います。
どんな職業であろうと、どこに住んでいようと、女性には生理がくるのです。
人を指導する立場であっても、人を癒す立場であっても、人に笑顔を向ける仕事であっても、生理はくるし、生理前もあるしで、本当に女性はしんどいなと思います。
子育てや家族を介護をしている人はなおさら、自分の時間も体力も精神も捧げながら、毎月の生理を迎えている。
言語の異なる国で、習慣や考え方の異なる国で、周りに理解してもらうのも時に難しくつらいものです。
隣で笑っている女性も、いつも頼りになる女性も、どこかでしんどい日を過ごしているのかもしれない。
笑顔の裏で、痛み止めを飲んで耐えているのかもしれないし、抗うつ薬やピルを飲んで荒れ狂う感情と戦っているのかもしれない。
外からはわかならい、内側で毎月波乱が起きている。
なんとかその波乱を外に漏らさないよう、必死で頑張っている。
隣にいる女性に、やさしくなりたいね。
あなたが生理でつらい時、私も泣きそうになる。
休もうね、しんどいって言おうね。
働く女性、子育てしてる女性、介護してる女性、学んでいる女性も、みんな毎月、ホルモンの波に翻弄されている。
私にできることは、その毎月のサイクルを楽に過ごす方法をアドバイスすること。
そして、あなたの中のつらさや悲しみを半分背負わせてもらって、一緒に手放すこと。
すべての女性が健やかな生理前と生理を過ごせますように。