PMSに効くラジオVol.54 〜PMDDと家族の関わり方〜
毎週土曜日更新「PMSに効くラジオ」
PMDDに悩む女性の周りには、同じようにそのPMDDの影響を受け、悩む家族がいます。
家族でなくても、パートナーだったり、つまりとても距離の近い人間関係にある人です。
この家族がPMDDの女性と関わるのは、実はとても難しかったりします。
PMDDの精神的な症状は距離の近い人間関係に向けられることが多く、助けてあげたい、と思う気持ちとは裏腹に、その関係自体が症状を引き起こす原因となってしまうことも多いからです。
どうにかしてあげたいけど、自分が関わることで彼女の症状が悪化している気がする...そう思う人も多いはずです。
PMDDの症状は、精神症状も肉体症状(パニックなど)も併発しますし、ホルモンバランスで変動するため穏やかな時もあります。
また精神症状も、怒ったかと思えば、激しく泣いたり、衝動の原因も現在のことだったり、過去の出来事がだったり。
つまり、様々な問題が複雑に絡み合ってがんじがらめになるという特徴があります。
本人さえ、なぜそうなるかわからないものを、他者である家族が解決する、対応するのはとても難しいものです。
では、家族はどうすればいいか。
ポイントとしては、①PMDDの本人が自分で解決しなければいけない部分がある、②その解決には第三者の介入が必要である、③家族はサポートに徹する、ということを理解しておくということです。
この書き方では、家族は結局何もできないのではないか、と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
PMDDは家族が関わると悪化してしまうというのも確かですが、「関わり方」によっては強力なサポートとなり、治療を後押ししたり、症状を大きく改善させることができます。
大切なのは、「関わり方」です。
続きはラジオで
PMSに効くラジオVol.54 〜PMDDと家族の関わり方〜
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