PMSに効くラジオVol.32 〜基礎体温で自分を俯瞰で見る〜
毎週土曜日更新「PMSに効くラジオ」
今回は基礎体温についてはじめてお話ししています。
基礎体温は女性ホルモンのリズムを把握し、排卵のタイミングを知ることができるため、妊活している人は計っている人も多いですね。
女性ホルモンの波は、「月経期」「卵胞期」「排卵時期」「黄体期(月経前2週間)」に分かれていて、その時々で体温が変わります。
生理がはじまって終わるまでの「月経期」、その後、次の卵子を卵巣で育てている期間の「卵胞期」は体温が低い状態。
排卵するときに一度ぐっと体温がさらに下がって(毎回起きるわけではありませんが)、排卵後にぐっと体温が上がります。
高温期の体温は通常平熱より0.3~0.5度高くなり、妊娠していればそのまま14週ごろまでは高温期が続き、その後平熱に戻ります。
体温が高いほうが体内の酵素が活性化し、受精卵の細胞分裂がスムーズに働くためでもあります。
妊娠していなければ排卵から2週間後に再び低体温になり、生理が来るということです。
この時、排卵してからの2週間、つまり生理前のシンドイ時期を基礎体温でしっかり把握することができるので、PMSやPMDDの対策ができるということです。
生理前を少しでも快適に過ごすため、基礎体温についてさらに詳しく聞いてみて下さい。