パンケーキをうまく焼くコツ
さて、みなさんはパンケーキを焼いたことがあるでしょうか?
パンケーキの材料は、おおざっぱに「水」と「粉」です。
そして、パンケーキをふんわり、しっとり、美味しく焼き上げるには、この「水」と「粉」のバランスがとても大切です。
水分が多いと、パンケーキはぺちゃんこでべっちょりとします。
粉が多くても、パンケーキはパサパサで上手く膨らみません。
つまり、バランスがとても大事なのですね。
「水」は影響を受やすく、冷たく氷になったり、流動的な液体になったり、熱く蒸発して気化したり、様々に形を変えます。
見えたり見えなかったり、揺らぎやすく、変化しやすく、不安定なものでもあります。
「粉」は測りやすく、運びやすく、見た目も単純明快、様々な環境でも変化しにくく安定しています。
ただ、乾燥して無味無臭で、変化もなくつまらないものでもあります。
ここで、「水」を感情、「粉」を論理的思考と考えてみましょう。
水分が多いということは、感情に振り回されて、冷静に考えられなくなっている状態。
粉が多いということは、論理ばかりに偏って、情緒的な感性を失っている状態。
「水」と「粉」のバランスがとれているということは、論理によって自分の感情揺らぎを観察することができている状態です。
そして男性は「論理的思考」=「粉」の要素が強く、女性は「感情」=「水」の要素が強い傾向にあります。
これはホルモンの成すものでもあるので、完全にコントロールできるものではありません。
でも、パンケーキの焼き具合を見た時に、「水」が多いなと感じたら、「粉」=論理的思考が足りていないということです。
つまり、頭で冷静に考えられなくなって感情に振り回されている状態です。
そんな時は、論理的(粉的)にものを考えてみましょう。
説明書を読むように、1たす1の計算をするように、地図を見るように、感情を取り除き、自分と自分を取り巻く状況を論理的に考えるのです。
すると、なぜ自分が感情的になっていたか、何がそうさせていたか、どうすればいいかが見えてきます。
これが、パンケーキをうまく焼くコツです。
月経前には特に、心にも身体にも、「水」が女性の中に増えてきます。
その「水」は身体をむくませ、感情を振り回し、ぺちゃんこの不味いパンケーキを作ってしまいます。
自分の中の「水」と「粉」のバランスを見極めて、常においしいパンケーキを焼けるように腕を磨いていきましょう。
ふっくら、しっとりした美味しいパンケーキは、食べる人みんなを幸せにするはず。
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