10周年と、そして本音②

 

前回の記事の続きです。

ブログを書いても、ラジオを発信しても、本当に必要な情報が誰かに届いているのかわからない。

モチベーションの下がった私は、一度すべてから手を放すことにしました。

ブログも書かない、ラジオもお休み。

 

そしてこの休眠期間が、私にとって「カウンセリングの意義」や「伝えること」の必要性を再確認させ、また書こう、また話そう、という気持ちにさせてくれました。

ブログにもラジオにもアクセスしていない人が、私の本を読んで「この人のカウンセリングを受けたい」と、カウンセリングに来てくれる人の存在も大きかったです。

それはやはり、「治したい」「誰かに話したい」「誰かにわかってほしい」という気持ちに応えたい、受け止めたいという私の反射神経がまだまだ働いていたからです。

そう、この反射神経で私はこの10年やってきたのだと思いました。

 

PMSやPMDDについては、医療が発達し、さまざまな研究から治療方法も改善方法も明らかになってきています。

ただそれと同時に、PMDDは個人の情緒的経験、身を置いてきた環境からの影響というものも大きなファクターになります。

こればかりは薬や体質改善だけでは解決しません。

そこには人為的な介入と理解、受容、そしてそこから生まれる精神的な解放が必要だからです。

 

私がこの10年の節目に自分に問うたこと。

それは「まだこの仕事を続けたいか?」ということでした。

そしてその答えはYesだったのです。

 

私も人間です。

結果の出ないことにコミットすることはとても消耗します。

諦めて、別の風景を見たくなることもあります。

それでも、また立ち止まりながら頑張ろうと思うのです。

 

もし、今この記事を読んでくださっているあなたが、PMSやPMDDに苦しんでいるのなら、行動してほしいと思います。

もし、私のカウンセリングを受けて、生き方が変わったと思えたなら、それを発信してほしいと思います。

同じ気持ちを、同じ苦しみを経験した人が、その思いを留めることなく発信できたなら、それは必ず次の誰かを助けるからです。

 

その経験が誰かの人生を救うことになる。

これは私が実感してきたことです。

 

Holistic Remedyは、PMSやPMDDからの解決のために10年活動してきました。

そしてこれからは、みなさんの力を大いに借りたいと思います。

共に静かに、優しく、穏やかに、そして力強く、誰かの力になっていきたいと思います。

 

Holistic Remedyのショップや、ラジオ、ブログ、メールなどに、あなたの思いをコメントで残してください。

これからも、よろしくお願いします。

 

 

森井恵子

 

 

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