梅雨の季節の心と体
さて、全国的にも梅雨に入り、蒸し暑さと肌寒さが入り混じる気候になりました。
こんな時は、心と体のバランスを崩す人がとても増えます。
その不調は、なんだか体調がすぐれない、なんだか気が滅入る、生理前でもないのに落ち込みやすくてやる気が出ないなど、原因不明の不定愁訴が多いはずです。
それは自律神経が、急変する気温や湿度の中で、一生懸命バランスをとろうとしている証拠。
自律神経とはとても繊細なセンサーのような働きです。
微妙な温度を読み取り体温調節をし、気圧に合わせて血圧を調整し、季節や毎日の中で変化する日照量に合わせて瞳孔を開いたり閉じたり...。
繊細な自律神経は、緩やかな変化の波には上手く乗れるのですが、急激な変化の波を乗りこなすのは難しく、心と体のバランスを崩します。
心と体はつながっている。
どこで繋がっているか、なにがふたつを繋げているか、どうやって繋げているか。
それは、自律神経とその働きに伴うホルモンの働きが繋げているのです。
心配事や不安、つらいことや苦しいことがあると、体調を崩した経験はありませんか?
身体のコンディションが悪いと、落ち込んでネガティブになる経験はありませんか?
心と体は切っても切り離せない、まるごとのあなた。
その心と体を繋げているのは、自律神経とたくさんのホルモンです。
心も体も、大切なあなた。
心も体も、まるごとあなた。
梅雨の季節は繊細な自律神経にとって、ちょっとつらい季節です。
湯舟にゆっくり浸かって体を温めて、睡眠時間をしっかりとって、なるべく温かい飲み物を飲んで、急激な変化の多い季節を、ゆったり優しく過ごしましょう。
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