略歴
自身もPMDDを経験
27歳の時PMDD(月経前不快気分障害)を発症。重度のうつ状態に自分が苦しむだけでなく、家族への暴言や破壊行為など、コントロール不能の症状に苦しむ。そんな自分を否定し、さらにうつ症状がひどくなる負のスパイラルに落ち込む。婦人科、精神科であらゆる薬を飲み、ついには霊媒師に除霊されるも全く効果はなかった。
自分がPMDDだとわかった時
一人になりたくて2008年にカナダ・モントリオールに住む。約1年半の滞在中に自然療法や代替療法、海外におけるPMDDについて広く学び、ヨガを始める。しかしPMDDの症状が突発的に起こり、警察沙汰になり精神病院に送り込まれる。ビザの期限が迫る中、ヨガだけは諦めきれずアメリカへ渡る。アメリカ・テネシー州のヨガアシュラムに6か月滞在し、その後のメンターとなるIshaヨガ創始者Sadhguru・Jaggi・Vasdev氏に出会い、師事。
日本へ帰国を決断
その後さらにヨガを研鑽するため2011年に南インド・タミルナドゥ州のヨガアシュラムに6か月滞在しヨガと瞑想の修練の日々を送る。メディテーション講師の認定を受け、後にIsha Foundation Japanを立ち上げ日本代表を務める。数年にわたる精神修業を通し、インドで僧になろうと一時は出家を考える。その後大きく人生の流れが変わり、そのまま日本に滞在。
PMDDの克服
この数年にわたる過程の中、体質、生活習慣の改善によりPMDDは完解、症状は消失する。その後、自身の経験を基に国内・海外の文献から理論を紐解き、PMSやPMDDを改善する独自メソッドを樹立。自らの体験から、PMDDの治癒には身体的側面だけでなく、心理的側面も治癒する必要があることに着目し、これまでのトラウマやネガティブな経験をたどり、置き去りにされた過去を癒す心理プロセスを紐解く。
現在の活動
自身の経験を生かし、日本でもまだ認知の薄いPMDDや様々な女性疾患などの専門カウンセリングを行う。独自の経験に基づいたカウンセリング・メソッドから得られる効果は多くのクライエントの症状を改善している。また今後、PMDDをはじめとする様々な女性の悩みの早期解決が求められる時代になることから、カウンセラーやアドバイザーの養成講座も行っている。独自に開発した「子宮ヨガ」講師でもある。